家は絶えず雨、風、日光(紫外線)に晒されます。
すると、屋根や壁に使われている塗膜、シーリング、雨樋などに使われるプラスチックは経年劣化により本来の機能(防水効果、サビ・コケの発生抑制)を失います。
これを放置すると日本の家の平均寿命と言われる30年ももつわけがありません。
逆に定期的に手を加え、メンテナンスを行えば、40年も50年も住み続けられる家にすることは難しくありません。
最適な塗り替え時期は、立地条件や新築時、前回塗り替え時に使われた素材、材料によりまちまちですが、塗膜の見た目や実際に触れてみてある程度劣化の進行状況を把握することができます。
通常塗膜の劣化は次のような順序で進行します。
- ツヤがなくなってくる
- 色が変色し、触ると粉っぽい(チョーキング)、コケが生えてくる
- クラックが入る、塗膜が剥がれてくる
最適な塗り替え時期と言えるのは、1、2、の段階と言えます。
3の段階まで劣化が進行すると、既に塗料としての機能を失っていますので、雨漏れや家そのものを傷ませてしまう原因となります。
また、家を守る機能以外にも大きなメリットとなるのは、お色直しをし、キレイになった我が家は、お客様、家族にもきっと素晴らしい時間を与えてくれるはずです。